子供とお金

asahi.comに『「お金が一番大切」高校生の3割 マネーゲーム肯定4割』という記事があった。金融広報中央委員会が発表した「子どものくらしとお金に関する調査」の結果らしい。調査結果が委員会のサイトにあったので確かめてみると、一方で高校生の77.9%が「お金よりも大事なものがある」に「そう思う」と答えていた。悪くない結果じゃないか。『「お金よりも大事なものがある」高校生の8割』というタイトルだったら良かったのに。

続けて朝日は『「お金はコツコツ働いてためるもの」との答えが中学74%、高校66%を占めた一方、「賭け事で稼ぐのは悪くない」も中学34%、高校45%に達し、お金への意識は揺れているようだ』と書いているが、「〜は〜するものだが、〜も悪いとは言えない」という表現は、揺れというよりも、多様性に理解を持っていると言うべきではないだろうか。「お金は賭け事で稼ぐもの」という設問だったのならともかく。

それにしても「子ども」って表記はなんとかならないか。